令和 4年　10月 1日　　タイヤ交換　パワー5

先日の「戸隠ツーリング」で後輪がツンツルテンになったクオリファイア2。後輪は2020年8月パンクした際に交換したのだが、こちらの方が先にスリップサインが出た。後輪の走行距離は 6,589km。前輪は 8,320kmでスリップサインはまだ出ていない。後輪はスリップサインが出ている事もそうだが、真ん中が車のタイヤのように完全に平らになっている。う〜ん。この2年間ほとんど高速道路中心にビューンと目的地近くまで走って、そこから下道をちょこちょこ走るような使い方をしてきた。ある面ワインディングを走っていない事丸バレ。当然ハンドリングも宜しくなくて、2年前の交換当初は楽しかったコーナリングが今は全然楽しめていない。

クオリファイア2は赤男爵店の購買力を全力発揮したダンロップの型落ちハイグリップタイヤで、2年前交換した際には前後で何と2万円でお釣りが来た破格プライス！。交換賃は別なのだがそれでもこのコストパフォーマンスは規格外。タイヤは今まで履いたハイグリップタイヤのロッソ2よりも断然フィーリングが良くて、コーナリングの楽しさを教えて貰った。これで8,000km持ってくれたら申し分無かったが、ライフの面では少し期待値よりは低かったかな。それでもこの破格プライスは魅力で、次もクオリファイア2で良いかな・・・。と考えていた矢先に、戸隠ツーリングでrenさんが履いていたパイロットパワー3のお話を聞いて考えを変えた。

ZX-11は四半世紀を迎えてなお、今とても状態が良い。その状態が良いうちに履いてみたいタイヤを履いておきたい。renさんの話だとグリップは申し分なく「意外とロングランで8,000kmは持つよ」との事。元々2年前赤男爵店に行くまではそれに決めていたミシュランのPower5が俄然気になった。

決定的だったのが戸隠から帰ってきたスーパーGT第6戦SUGOの結果。ミミ坊と一緒に応援している日産NISMO・GT500の2台が履くミシュランタイヤがハーフウェットの路面で他チームを圧倒。見事1・2フィニッシュを飾ったのだ。ミシュランのパフォーマンス！よくよく考えればウェットタイヤとバイクのハイグリップタイヤってどう関係があるの！？という所は置いておいて。新車タイヤから数えて13セット目のタイヤはミシュランのPower5に決定。

T工場長から「Power5は9月中に入荷できます(10月からミシュランタイヤも3%〜8%値上げ)。但し前後でクオリファイア2の倍、工賃含めて7万円しますがどうしますか？」との連絡が入った。う〜ん、renさん行きつけの店だったら型落ちでもミシュランの”パイロットパワー3”が税込 4.3万であったよ、とのrenさん情報もお聞きした。工賃含めても2万円の差。それでも・・・。

新車購入可能性無の私に対して、いつも笑顔で迎えてくれる赤男爵店のT工場長(+K店長)とは、いつもどうしたらZX-11を良い状態に保てるかいろんな相談をしながら今の状態を維持している。タイヤも毎回ああだこうだ言いながら相談しながら選択して、うまくいったりイマイチだったりを会話して楽しんでいる。T工場長は私のZX-11の状態や交換履歴を頭に入れてくれていて、タイヤに限らず的確なアドバイスを常に頂いている。ピンポイントでお得な選択はあるかもしれないが、トータルでは出来得る限りT工場長にZX-11の全てを把握して頂いて、相談に乗って頂ける環境こそが今の私とZX-11にとってプライスレスな最重要要素になっている。

そんなこんなで9月末入荷、10月上旬に無事換装。そして9日（日）に慣らし〜初走行朝駆けをしてきた。フィーリング結果は朝駆け「吉野路黒滝」御参照。期待以上にワクワク・ドキドキのタイヤに第一印象は大満足。来週はRYUBE大阪の那智勝浦ツーリングが予定されていて楽しみだ！