平成２４年１０月６日　タイヤ交換

平成２０年に交換したパイロットロード�Uがいよいよスリップサインが出た上、富士山ツーリングでパンクした事も考慮しニュータイヤに換装した。前回のパイロットロード�Uはパイロットロードの感触が良かったので履いてみたのだが、ニュートラルなハンドリングながらグリップ感があまり感じられず、正直イマイチであった。もっとも自分がタイヤに期待するレンジが、単に耐久性（ライフ）からグリップとのバランスに移ってきた事も評価の理由かもしれない。

パイロットロードは�Vが出ていたがタイヤのパターンは機能的なのかもしれないが、個人的には好みでは無い。上記の理由もあり候補から脱落。今回はツーリングタイヤよりはグリップ力のあるスポーツタイヤを履いてみる事にした。ブリジストンのS20とピレリのディアブロロッソ�U、メッツェラーのM5、Z8で比較をしたが、比較的ネットでの評価が高く師匠も気に入っているピレリのディアブロ直系を選択した。ディアブロロッソ�Uはツーリングとスポーツの中間の位置づけ。ライフは「6000kmを目指した」とピレリ自身が紹介している。

履いてみた印象は下記の通り。

�@路面状態の良い中低速コーナーのグリップ感が高い。
�A路面状態が悪い時間（真冬の早朝）、箇所（水たまり、グレーチング）にタイヤがのった時の安定性はパイロットロードの方がある。
�B高速コーナーの安定性もパイロットロードの方があるような気がする。

高野山や和歌山山間部を走る楽しさは圧倒的にディアブロッソ�Uが面白い。特に中低速コーナリング中のライン変更が安心できるようになり、楽しさは倍増した。このタイヤを履いて初めて、右コーナーでコーナリングの選択肢が広がった。但し路面状態が変化するシチュエーションでは挙動変化がパイロットロードと比べると大きい。グリップ感を楽しみながら、でも今まで以上にコンディションを見定め、自制しながら楽しもうと思う。