平成２１年８月１４日　　ブレーキパット交換

（丸さんのブラックバードと２台同時にブレーキ整備。ちょっと珍しい光景）

○　ブレーキラインのリフレッシュ


今回整備の発端はリアブレーキパットの片減り。平成１９年１月にリアパットを交換したのだが、実質１年強（昨年はほとんど乗っていない）、9000kmで片減りがひどく出てきた。赤男爵店Ｔ工場長の話だと、この時期のトキコのリアブレーキはかなり片減りしやすいのだそうだ。それにも増して私は普段からリアブレーキを多用する。先々週オイル交換時に色々相談したところ、スズキの純正部品で片減りを是正するシムがある、との事でそれを試す事になった。

ついでにフロントのブレーキパットも観て貰う。平成１８年４月にブレーキライン強化した時（ステンメッシュホースの導入）から入れてみたいと思っていたモノがある。メタリカのパットだ。３年前に山半分残っていたので、無くなったら導入しようと思っていた。が、今回確認して貰ったが、「まだまだ使えますよ」との事。今入っているは赤男爵店オリジナルのメタルパット。平成１７年４月に交換して、走行距離は２万kmを超えているが山はまだ半分ある。寿命が長いのはありがたいが、ここまで減らないといつまでたってもメタリカを試せない。　結局前回のブレーキ関係のリフレッシュから３年経ったので、前後パットとフルートをまとめて交換する事にした。

○　ブラックバードと２台でピットイン


１４日、丸さんと朝駆けし、そのまま１０時開店と同時に車体持込整備して貰う段取りをしていた。朝駆け途中で丸さんブラックバードのリアブレーキから鳴きが発生。確認してみるとほとんど残っていないように見えるという。結局赤男爵店には２台揃って行く事になり、ブラックバードのブレーキ整備まで比較観察できるおまけがついた。
到着するとＴ工場長が待っていてくれた。

まず最初に丸さんのリアブレーキを観て貰う。リアパットを取り出してみると、まだ山は半分程残っているとの事。ブラックバードのリアブレーキは６ポット（←写真）。４ポット用の今回私が入れる赤男爵店オリジナルパットと比較すると、幅広くパット厚は新品でもかなり薄い。外から観ると減っているように観えるが実際にはまだ使える。でも折角取り外して貰ったので（ブラックバードはリアブレーキ整備をするのに、右マフラーを外す必要がある）、そのまま新品に交換する事になった。 ちなみに丸さんが前回リアパットを交換したのはもう５年も前の事だとか。２万km程走ってまだ山ももっている。かたや私は何故か１年強9000kmで片減りで交換。ブレーキ形状が違うとは言え、乗り方の違いなんだろうなあ・・・。私はちょっとリアブレーキに依存しすぎているのかもしれない。 一通り整備が済んで、丸さんは先に帰宅。

見た目は純正メタルパットと違いは無い。ワンセット\7,780-。ダブルディスクなので×２で\15,560-は高いけれど、純正パットも以前替えた時はワンセット\4,500-した。常に使うものだし私の場合フロントは２万kmは確実に持つ事を考えると、本当に評判通りの性能なんだったら安いものだ。

予定よりも時間が掛かり（丁寧にやって貰っていると考えるとありがたい）、１２時過ぎに作業終了。リフレッシュされたブレーキライン、特にメタリカのパットの感触を試すのが楽しみだ。

・使い始めの第一印象
・暫く使って慣れた時の印象

（付属していたステッカー。”メタリカ”じゃなくて”メタリコ”？）