平成30年8月26日　軽井沢〜浅間山ツーリング

週末用事があり、今回は日曜日限定の日帰りツーリング。今回は自身お気に入りルートである軽井沢〜浅間山方面。　朝4時出発。外環道〜関越道〜上信越道を経由しノンストップで碓氷峠眼鏡橋に6時過ぎ到着。

軽井沢方面は5年前の長期出張時の軽井沢ツーリング、映画「風立ちぬ」を観てこの眼鏡橋を見に来たのが最初。昨年4月にも同じルートを走っている。3回目の今回も上まで上がってみる。頭の中はユーミンの”ひこうき雲”が流れている・・・。

毎回ながら、早朝の碓氷峠は気分が良い。これだけのワインディングというのに交通量が全くという程少ないのだ。上信越道があって、碓井バイパスがあるので、ほとんどの車はそちらに行くのだろう。これだけ美味しいワインディングをゆっくり堪能できるのだからありがたい。標高を上げていって碓氷峠を越えた先に軽井沢の街が広がる。このギャップもこの道が好きな理由のひとつ。

少し時間調整をして、7時開店の10分前に喫茶店、「ル・プティ・ニ」に到着。既に開店を待つ車が複数台。ベンツにBMWにローバーに・・・さすがセレブの別荘地！無事開店と同時に入店。

前日予約を入れておいたフレンチトーストのモーニング。 \ 1,000-だが珈琲はカップ2杯分のポットで出てくるのでコスパは悪くない。フレンチトーストはケーキのようでなかなか美味しかった。

ちなみに、過去2回は「キャボット・コーヴ」でモーニングをしたのだが、今回調べてみたら、夏季は完全予約制でモーニングは何と \2,700-のコースのみだとか。随分と強気でお高くとまったものだ。雰囲気は好きだったがそんな店はいくら雰囲気が良かろうが金持ち専門のレストランであって、私が求めてる喫茶店では無い（かなりガッカリ)。

「ル・プティ・ニ」は立地は「キャボット・コーヴ」程では無いが(その替わり便利な場所にある)、店の雰囲気、居心地は良かった。

旧軽井沢町営駐車場が8時半に開くのに併せて移動。この駐車場、旧軽井沢商店街のすぐ近くという立地、バイク専用でこれだけ麗で充分なスペースがあるだけでもありがたいが、極めつけは何とバイク無料！観光地とは思えない太っ腹でバイクに優しい街だ。

商店がを抜けた先にある「ショーハウス記念館」に向かう。

森の中にある木造の簡素な教会は「軽井沢ショー記念礼拝堂」。日曜日のミサの準備をしていた。

ショー牧師の自宅だったショーハウスは軽井沢別荘発祥と言われている建物。外観は和風、内装は洋風の和洋折衷の建物は見応えあり。

その後は軽井沢別荘地を散策。「セレブな別荘地を観て何が楽しいの？」と聞かれそうだが、本当に楽しいのである。軽井沢の景観に合わせて趣向を凝らした建物、どこか日本離れした景色、手入れの行き届いた庭。それを眺めながら散歩するだけでもとても楽しいのである。

この先の家は、苔が見事な庭が印象的。住んでみたいか？と言われれば、う〜んどうかな。居心地の良い建物という意味では私は自宅が一番だと思っているので(笑)。

万平ホテル、次に来た時にはここで珈琲を飲んでみたい(ジョンレノンとオノヨーコもここの常連だったそうだ)。結局ショーハウス以外は1時間程ブラブラ散策して駐車場に戻る。

次に向かったのは浅間園。浅間火山博物館と鬼押出は600円の入園料がJAF会員証で450円に割引。鬼押出は家族で遊びに来た小学生時代以来。浅間山が眼前に観えてなかなか壮観。この山も先日立ち寄った磐梯山同様、過去山体崩壊で山の形が変わったらしい。

12時過ぎ浅間園出発。鬼押ハイウェイをパスしようとして、北軽井沢別荘地に迷い込んでしまう。三井不動産分譲のその別荘地は、旧軽井沢のそれとは異なって道はガタガタで迷路のよう。優雅な雰囲気というよりは森の隠れ家という感じだった。結局別荘を買っても不便さや管理の大変さを考えると、それを楽しみ維持するは結構な費用とエネルギーと情熱が必要なのだろう。

県道54号〜33号を走り、榛名湖〜伊香保を経由して関越道〜北関東道〜佐野。

佐野ラーメン、食べログ第二位の「大和」。人気店だけあって、麺・スープ・チャーシューすべてでレベルが高いラーメンだった。但し私は以前食べた「万里」の、だご汁のような麺の方が好きかな。

佐野を16時出発して、東北道〜外環道経由で浦安には17時半到着。走っている時は気が張っていたので意識していなかったが、寮に到着した後、1Lの牛乳を一気に飲み干して、それでも足りずに1Lの水を飲み干した。若干脱水症状気味だったのかもしれない。この時期のツーリングはこまめな休憩が必須。

そんなに走ったつもりは無かったが総走行距離は500kmを超えた。