平成26年2月1日　　タイヤ交換　（メッツェラーZ8）

長寿命化整備に併せたタイヤ交換。

前回のピレリ・ディアブロロッソ�Uは実質1年・9000km乗った。タイヤ交換直前のフロントタイヤ。段減りしていびつな形状になってしまった。ピレリ自身は「6,000km」のライフを公言しているので、その1.5倍の走行距離を走ったので仕方が無いところだろう。

初めてハイグリップなタイヤを履いてみた印象は、最後まで別ページ記載の通り。走る場所がいつも紀伊半島だったら面白いタイヤだと思う。コーナリングでグリップ感があって倒しこみが楽しい。但しピレリの言う通りスリップサインは出なくても6,000kmまでが美味しいゾーン、それ以降は段ベリの癖が出て自然なフィーリングでは無くなった。高速道路の不安定感、路面状況変化（グレーチングを踏んだ時のズルッとくる感じ）は最初から最後まで感じた。結論としては面白いダイヤだけど、自分とZX-11にはしっくりこなかった。自分にはやはりツーリングタイヤが合っている。

という事で、次のタイヤ選択には迷いは無かった。ツーリングタイヤだけど比較的グリップ感があると言われているメッツェラーZ8。前モデルのZ6を履いている人からもネガティブな話は聞いた事無い。長いバイク人生メッツェラーは初めて。これでダンロップ・ブリジストン・ミシュラン・ピレリ・メッツェラーと主要全メーカー制覇だ（笑）。

Z8を半年・3000km走った印象は「非常に良い」！ ロッソ�Uとの比較すると、グリップ感はイマイチ。でも実際には私のレベルでコーナリング中滑る事は無いので必要充分。 一番の美点はニュートラル感と安定感。ワインディングでは自然と倒しこめて安定してコーナリングする事ができる。自分に無理なペースで走らなければ自然とスイスイ走れるので、気持ちが良いし安心感がある。

路面の不安定な状況になっても急激にグリップが変化しないし、高速道路でも不安定な挙動が出る事が無くなった。今まで使ったタイヤの中でこの安定感・安心感は一番だ。リアサスのオーバーホールと同時だったので比較対比する条件としては多少甘いかもしれないが、それを差し引いたとしても多分今の自分とZX-11にはベストマッチング。ますます走りに行くのが楽しくなったきた。