平成１９年９月１７日　　吉野路黒滝

（道の駅「吉野路黒滝」　　先に停まっているのが同行した２台）

○　コース

自宅出発（５：３０）〜国道３０９号〜大淀町〜道の駅「吉野路黒滝」（６：４０）〜国道３０９号〜国道３７０号〜
国道２４号〜県道３０号〜国道１６６号〜竹之内峠〜マッハ�V（８：１０）〜自宅到着（９：００）

○　即席４台マスツーリングで黒滝村を目指す。

５時３０分出発。ＴがＴＤＭ９００を購入してから４週続けて一緒に朝駆けしている。　当初の天候不安が吹き飛んで綺麗な朝焼けを眺めながら国道３０９号を南下する。　川西大橋を越えた信号待ちで１台の黒いスクーターをパスする。　信号が変わってスタートしたところ、そのスクーターがピッタリと後ろについてくるではないか。　先頭を走る偏屈なＴはそれを見て結構なペースで離しに掛かるのだが、水越峠に差し掛かっても離れる気配は無い。　格別ワインディングが速い二人ではないが、それでもリッタークラスの加速にもついてきて、ワインディングでも機敏な動きをするそのスクーターに内心ぶったまげていた。

途中でそのスクーターにお仲間とおぼしきDucatiが合流。　４台はＴを先頭に国道３０９号を南下する方向に向かって走っていく。　ようやく吉野川を越えた辺りの信号でその２台とははぐれた。　いよいよワインディング１本というところで私が先頭に出る。　Ｔと２台で中低速コーナーをクリアしてゆく。　バックミラー越しにＴＤＭ９００の動きを観ていたが、だいぶ慣れてきたのか動きも機敏になってきた。

峠のトンネルを越えたあたりで、先程のDuacatiが追いついてきた。　すぐに道を譲ったらピースサインを出しながら豪快に追い越していった。ほどなく目的地の道の駅「吉野路黒滝」に到着。先程追い越していったDucatiが停まっていた。　私とＴはお目当ての名物こんにゃくを食べて一息いれていると、あの黒のスクーターも到着。

（道の駅「吉野路黒滝」の名物こんにゃくを売る売店。６時半過ぎには営業している）

トイレに行きがてら挨拶。「水越峠からご一緒でしたね」と声を掛けると、「速いですねえ！」との返答。　いやいやこっちこそスクーターのイメージが覆る機敏な動きにびっくりした。そのスクーターはT-Max、なんでもスクーターの形はしているが中身は一般のロードバイクと同じ構造の、走れるスクーターらしい。　”らしい”というのは私が全くスクーターに興味がないので車名を観てＴに教えて貰った知識だからだ。　確かに車体構造も普通のスクーターとはちょっと違うようだし、タイヤの口径も並んで停まっていたDucatiと変わらなかった。　それにしても大阪から偶然全く同じ目的地に一緒に走るなんて珍しい事もあるものだ。

黒滝村は早朝とは言え暑さは全然なくて、もう秋の気配を感じた。これから昼間走るならば良い季節になるだろうが、事早朝ツーリングに限って言えばベストシーズンはそろそろ終わりになりそうな感じだ。　黒滝村からは県道４８号を使って大阪に戻る。　途中国道３７０号を使ったり水越峠を使わず竹之内峠を越えたりと往路使った道を避けながら、８時過ぎにマッハ�Vに到着。　モーニングを食べた後お互い子守りに戻った。