平成25年10月17日　　梨

週末自宅に戻った私の為に、息子が好物の梨を30分掛けてむいてくれました。


長期出張に出てから息子が元気が無い時期があり、「気持ちが滅入った時自分自身で前向きになれる方法を見つけるのも大事だ」と言って聞かせた事がありました。先日その話をミミオヤジにしたところ　「彼はお前の替わりをしようとしているから、かなり無理をしている」と言われて軽くショックを受けました。長期出張前に「家族力」 ”お互い助け合ってやっていこう”とは言ったのですが、遊び相手のみならず最近は娘を風呂に入れて、着替えさせて、寝かしつけてくれる。息子が父親の役割までしてくれているのを知り、大人でもしんどい事を、9歳の息子に課してしまっている現状は「元気が無くなるのは当たり前」。彼に掛けた言葉の配慮の無さを反省。

”子育て”というけれど・・・。小さな怪獣と化している娘でさえ、今親として渡しているモノと貰っているモノの大きさを比較したら、もしかしたら５０：５０かもしれない。ましてや息子は生まれて9年。これまで彼にしてあげた事の10倍、彼から貰っているモノの方が遥かに多い。数年後家族よりも外の世界に興味を持つ時期が来るだろうけれど、今貰っているものの大きさが変わる訳では無い。


君がむいてくれた梨の味は一生忘れないよ。