平成２５年８月１０日　　１ヶ月に１回旅に出る

写真は今年春ＲＹＵＢＥ大阪で訪れた鞆の浦旧市街。こっそり仲間から抜け出して消えたつもりが、しっかりren氏に見つかって撮られていました。汐待ちの港として江戸時代から栄えた鞆の浦は時間が全然足りなくて、せめて町の素を味わいたくて敢えて観光スポットから反対方向目掛けて歩いていきました。鞆の浦のようにメジャーになりきれない歴史観光地は、観光と生活の空気が混在する場所があります。それを探しながら路地裏に潜り込むのが面白い。「どんな町なんだろう」という静かな高揚感（うまく言葉にできないが）と町の空気が1枚に収まっている。こんな写真は自分にはとても撮れません。


ＲＹＵＢＥ大阪のツーリングで１ヶ月に１回旅に出ています。目的・目的地は違えど、ただ走るのではなく旅がしたい。初めて行く所でも何度も行ったところも、「そこに行きたい」という気持ちでバイクに跨り目指す。普段の朝駆けとは決定的に違う（朝駆けも好きだけれど）。2週間前からツーリング計画にワクワクし、帰ってからの2週間は余韻に浸る（笑）。そのサイクルがあれば普段どんなに忙しい毎日を過ごしていても大丈夫です。


そうした旅を共有できる仲間は、欲しいと思って間単に手に入るものではありません。皆忙しく余裕が無い御時勢、1日同じ目的地目指し旅をしてくれる仲間はとても有り難い。完全自由参加なので毎回旅のメンバーは変わります。旅も仲間も一期一会。そんな時間と仲間を大事にしなければと改めて肝に銘じるこの頃です。