○　平成２１年１１月１日　　”一人じゃない”

（１５年振りに訪れた北海道・支笏湖）

前回の「考え事」を書いてから今日までの二週間は、いろんな事がありました。

自分の誕生日は、３７歳のおじさんには勿体無いくらいの１日でした。家族・親戚・友人に囲まれて祝って貰い、小さなささやかな幸せを実感しました。それから一週間後、そこに加わるはずだったものが、静かに消えてしまいました。全く予期していなかった事だったので、それから数日我が家の時間は凍りついて止まってしまいました。こんな時は、どんな言葉も慰めにはならない事を改めて思い知らされました。でも、二週間前の「今は夢」という言葉は、訂正したくはない。昨日は祖母の米寿の祝いに皆が集まってくれました。今日は息子の七五三の祝い。頂いた着物を着て、皆にお祝いして貰い、近所の方違さんにお参りしてきました。我が家は毎日を白か黒かのギャンブルのような毎日を過ごしている訳ではありません。小さな事をコツコツ積み重ねていって今がある。

ところで最近、ＮＨＫの教育テレビで「新・三銃士」という人形劇が毎週放送されています。最初嫁さんから聞いた時、「人形劇〜？」と馬鹿にしたのですが、一回観て見事にはまりました。人形劇のイメージが１８０度変わりました。この「新・三銃士」のエンディングテーマが平井堅歌う「一人じゃない」という曲。作詞三谷幸喜（この人形劇の脚本を担当した）、作曲は平井堅です。この曲も人形劇同様とても印象的です。