○　平成２１年５月３１日　　出るに出れない梅雨の朝

今朝の様子・・・。朝４時に起きて天気を確認。雨は降っていないけれど空はかなり重そうでした。明るくなってから再度確認しようと暫くウトウトしていたら、そのうち外から雨音が聞こえてきました。少し前から雨は止んでいますが、空はどんより重くてさすがにこれでは出撃できません。昨日はＲＹＵＢＥ大阪のツーリング予定でした。４月の全国ミーティングは断腸の思いで欠席したので、久しぶりのツーリングとても楽しみにしていたのですが、金曜日の時点で天気は下り坂予報（特に目的地の鳥取方面）。残念ながら中止になりました。大阪は朝天気良かったので、昨日朝駆けしておけば良かったなあ・・・。この週末は色々試したい事があったので、走るのを楽しみにしていました。が、結果としてZX-11を繰り出す事ができませんでした。バイクは今の私にとって、一番のストレス発散の手段。特に「さあ、行くぞ！」と意気込んで臨んだ週末でしたので、この出るに出れないもどかしさはガックリ・・・。反面、これもバイクなんだ、という思いもあります。


昔福岡でウィンドサーフィンをしていた時、実は海に行っている９割は風待ちでした。その頃は独身でしたので週末丸々海に行っていたのですが、２日待機していても全然乗れない事も季節によっては珍しくありませんでした。ある日の風待ち、乗りたい盛りの私が悪態をついていたらショップのＴ氏から「風が吹く時だけがウィンドサーフィンじゃないよ。風が無い時があるからこそ、いろんな準備もできるし風が吹いた時の喜びも大きいんじゃないの？」とやんわりお叱りを受けた事がありました。確かに相手が自然である以上、どれだけ悪態をついたところでどうにでもなるものでも無い。考えてみれば風の吹かない日も海で泳いだり、のんびり本を読んだりして世間一般で言えば充分シーサイドリゾートを満喫できる環境でした。風待ちの時間もそれはそれで楽しめるようになって、肩肘張らずにウィンドサーフィンに向き合えるようになり、結果的に生涯の趣味になった、ひとつのきっかけでした。


バイクもウィンドサーフィン程では無いにせよ、天候に左右される趣味です。雨が降っても気合いで走るコアな人もいるでしょうが、私の基本は楽しく乗りたいので、最初から雨が降る環境で走る事はしません。なのでこの週末のように走りたくても走れない事も出てきます。でも、これもまたバイク。乗っていない時間は雑誌を読んだりネットを浮遊して空想を楽しむ（苦笑）。雨等で乗れない時もあるからこそ、ずば抜けた快晴の下ツーリングする時の嬉しさも倍増する。そして一旦出発してしまえば、そのまま晴れようが雨に降られようが無事帰宅するまで走り続けるしかありません。　・・・う〜ん、まるで人生そのもの！？（笑）。この週末はこうして自分に言い訳して、おとなしく空想に浸っておきます。そして次のツーリングに向けて英気を養っておきます。