タイヤ交換

累積走行距離２，５００ｋｍを越えた８月、タイヤを替えた。前のタイヤはVittoria Rubino Pro Slick2。Leggeroに標準でついていたタイヤだ。ロード初心者の私には前のタイヤの良し悪しは判らなかったが、平地ばかり走ってきたからか若干センターが段減りしていた。そこに丁度（？）前輪タイヤが異物を拾ったのかパンクした為、交換とあいなった次第である。

Ｓ店Ｙ店長とも相談したが、「タイヤは良いモノを履いて下さい」と勧められた。「軽さ・ハンドリングが違うし、何より安全の為にタイヤには投資すべきです」との事。バイクのタイヤであれば躊躇するが、自転車のタイヤはせいぜい中堅クラスで１本３０００〜４０００円。トップモデルは価格２倍と言っても６０００〜７０００円だ。×２とは言え、バイクのタイヤ１本２．５万円よりは遥かに安い（バイクとロードに乗っていると、どうも金銭感覚が麻痺する事がある）。ならば一度は試しにトップモデルのタイヤを履いてみよう・・・。Ｙ店長お薦めの中からミシュランのPro3、ハッチンソンのFusion3のどちらかで迷った。個人的にはバイクのタイヤはミシュランを履いていて印象良いのだが、チューブレスも作っているハッチンソンを一度試しておこうと考えてFusion3を選択した。

　　
（左　：　Vittoria Rubino Pro Srick2　　　　　　　右　：　Hutchinson Fusion3）

Fusion3を袋から取り出してみて、気がついた事がある。タイヤを裏返してみると、タイヤの繊維（？）１本１本が、Rubino Proと比べて細かいのだ。手に取ってみて明らかに柔軟性が違う。Fusion3の方がしなやかな感じだ。実際に走行してみた感じは以下の通り

�@空気圧の差を感じれるようになった。Rubino Proと比較すると空気圧の差を感じ易いように思う。圧を低くすると乗り心地が良くなる気がする。ちなみに推奨空気圧は私の体重70kgだと6.5〜7.5barになるが、私はちょっと高めの8.0barが一番良い感じ。
�A高速コーナーの安定性が高い。特に下り坂40km/h以上での走行でピタッとラインが決まる。ちょっとバイクのような走行感。

前のタイヤも悪くはなかったが、個人的にはFusion3に交換してフィーリングはかなり良くなった。今のところ満足している。